コンタクトレンズの使用
コンタクトレンズを使用できる年齢に対する制限は基本的に設けられていません。そのため、子供がその使用を行えるかどうかの判断にあたって重要なのは、本人である子供が正しく使えるかどうか、と言いう点にあります。たとえば、レンズ装用に必要なケアを問題なく行えない場合その使用をすべきではありません。コンタクトレンズに触れる前に必ず手を洗ったりできる子であるか。あるいは、使用期間を正しく守れるかなどはある程度監視することはできますが本人の意識なくして徹底することはできません。また、慣れたメガネと併用できる状況でないならばいきなりその使用を開始するのはおすすめできません。まずはメガネを作るところから始めましょう。
なお、その利用の開始を検討している段階で独自の判断をするのは絶対にやめましょう。必ず小児眼科でその旨を相談したうえでその使用に向けた診断を受けるようにするのが無難です。その際には、装用時間などの使用時の詳細な指示も小児眼科で確認しておくのがおすすめです。
小児眼科でみてもらう
弱視や斜視やものもらいや逆さまつ毛や鼻涙管閉塞やはやり目など、子どもがかかりやすい目の疾患には様々なものがあります。
子どもは目に違和感や痛みや異物感などが生じていても自分でそれを的確に説明することが出来ませんし、視力が悪かったり視界が狭まっている状態で生活をしていたら転倒や事故などのリスクもつきまといます。親御さんが常に注意深く見守ってあげることが大事ですが、安心を手に入れたいなら小児眼科クリニックで定期的に診療を受けるべきです。
かかりつけの小児眼科クリニックがあれば何でも気軽に相談できますし、こまめに診療を受けていれば子どもの目の疾患を未然に防ぐことにもつながります。定期的に検査をしていれば視力や目の状態を常に把握することが出来ますし、子どもの目の健康管理もサポートしてもらえます。小児眼科クリニック選びをする際は、設けられている診療科目や治療メニューや検査メニューや診療時間や駐車場の有無やアクセスのしやすさや休診日などをチェックすべきです。